特別講座リポート『聖母宮茶壺と壱岐島出土のやきもの』 (2014.03.23更新) |
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3月23日(日)、平成25年度しまごと大学講座のラストとなる講座を開講しました。 今回は、特別講座「聖母宮茶壺と壱岐島出土のやきもの」。講師は、当館の河合恭典学芸員です。 現在、「壱岐島発掘速報展」が好評開催中ですが、壱岐島内に点在する各時代の遺跡からも、 これまで数々のやきものが出土しています。その特徴などを分かりやすく紹介しました。 そして、神宮皇后が祀られている壱岐市勝本町の聖母宮に所蔵され、現在は当館常設展示室にて 展示している茶壺(長崎県指定有形文化財)について深く知る機会となりました。 天正20(1592)年記銘により日本最古の唐津焼といわれるこの茶壺の形や大きさ、 銘文などを紐解いて紹介しました。また、各時代や地域の特徴が身近に感じられるような お得な説明もあり、これからやきもの鑑賞が楽しくなるような大変貴重な講座となりました。
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