| 【展示替えニュース】壱岐の弥生3遺跡比較展示 (2014.08.01更新) |
|
|
7月29日(火)より、常設展示室内の一支国トピックでは、壱岐島を代表する 弥生時代の3つの遺跡で出土した遺物の展示と、特徴をパネルで分かりやすく紹介しております。
■壱岐の弥生3遺跡比較 ・国特別史跡 原の辻遺跡 『魏志』倭人伝に、壱岐島は「一支国」の名で登場します。現在、日本国内において、邪馬台国及びそこに 至るまでの国の中で、国の場所と王都の位置が特定されているのは、壱岐・原の辻遺跡だけとなります。 ・カラカミ遺跡 島の北西部、標高80メートル前後の小高い丘陵上にあります。丘陵最頂部を取り囲むように掘られた大溝跡からは、 当時使用されていた土器をはじめ、貝殻や動物の骨が発見されています。また、動物などの骨を加工した銛など 漁猟具類が多いことも特徴です。 ・車出遺跡群 弥生土器の器種や形状などは、原の辻遺跡で発見されている土器と類似していますが、車出遺跡群からは大型の 甕や壺の数が多いことが特徴としてあげられます。
|
|