特別講座リポート『壱岐島とミヤコ』 (2014.08.24更新) |
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8月24日(日)、特別講座『壱岐島とミヤコ』を開催しました。 講師は、福岡市博物館 学芸課長の福間裕爾さんです。 770年以上の歴史を誇る「博多祇園山笠」。その流れを受け、壱岐では「郷ノ浦祇園山笠」として、 250年以上にわたり伝統が受け継がれています。 今回の講座では、まず「博多祇園山笠」をあらゆる角度からひも解き、また博多と周辺地域の 山笠の比較を紹介されました。 壱岐の山笠は博多系に分類されます。担ぐ山に飾られる煌びやかな人形は、博多祇園山笠が追い山を 迎えた後、譲り受けて飾られる神聖なものです。そして、山の担ぎ手たちが羽織る当番法被にも 博多の流に近い模様があしらわれています。 博多を「ミヤコ」と呼び、身近な都会として憧れていた様子が壱岐の山笠文化から伺えました。
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