特別講座リポート『時代を映し出す絵葉書―文化財メディア資料としての可能性(対馬の今昔)―』 (2014.10.26更新) |
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10月26日(日)、特別講座「時代を映し出す絵葉書―文化財メディア資料としての可能性(対馬・壱岐の今昔)―」を 開講しました。講師は、対馬市総合政策部 観光交流商工課 歴史のまちづくり・世界遺産登録推進室 室長 宮脇好和さんです。 今回の講座では、写真や絵が描かれた古い絵葉書を多用され、対馬や壱岐の同じ場所から比較した今昔、 また絵葉書が担うメディア性など紹介されました。 明治・大正・昭和終戦までの時代において、今とはまったく異なる役割を果たしていたのが絵葉書です。 あるときは関東大震災など災害の状況を知らせるため、あるときは戦時中の状況を知るため、また天皇中心 国家を広く伝える目的、それからお菓子やお酒などの広告用として(現代のアドカードの前身)。 絵葉書は身近なものですが、画像を情報として伝えるメディアとして大変重要であるという視点を与えて 下さいました。
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