特別講座リポート 邪馬台国を支えた水田と畑 (2014.12.21更新) |
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12月21日(日)、特別講座「邪馬台国を支えた水田と畑」を開催しました。 講師は、大阪府文化財センター事務局次長 江浦 洋氏です。 江浦先生は、昨年度壱岐市内で開催された「東アジア国際シンポジウム」のパネリストとしてもご活躍です。 今回の講座では、登呂遺跡など水田跡の発掘調査の実例や、漢代の明器にみる水田と魚池、弥生時代前期と後期の 水田比較、畑(畠)の出現と展開などご紹介いただきました。 長崎県で二番目に大きな平野「深江田原」をもつ壱岐島にも、もちろん水田や畑が点在しています。 多角的に水田と畑(畠)について解説して頂き、また、水田跡から発見された人間や動物の足あとの 再現も実演されるなど、楽しくわかりやすいご説明に受講者は最後まで熱心に耳を傾けていました。
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