壱岐学講座リポート 壱岐島やきもの味処 (2015.07.12更新) |
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7月12日(日)、壱岐学講座「壱岐島やきもの味処」を開催しました。講師は、当館 河合恭典学芸員です。 中近世のやきものを専門とする河合学芸員。まずは、やきものの種類から説明し、そのなかでも土師器について 変遷や性格を紹介しました。壱岐島で見つかったやきものとして今回詳しく紹介したのは、土師器坏です。 壱岐島の東側に位置する渡良浦沖から漁師が引き揚げた土師器坏が作られたとされる時代の推定、 その時代の様相や坏の役割について紹介しました。 壱岐島の近海には同様のやきものがまだ眠っているかもしれないという可能性があるようです。 謎を秘めた内容が受講者の知的好奇心を突き動かした様子でした。
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