特別講座リポート 壱岐の化石魚類が語る淡水魚類の進化 (2015.08.02更新) |
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8月2日(日)、特別講座「壱岐の化石魚類が語る淡水魚類の進化」を開催しました。 講師は、北九州市自然史・歴史博物館 籔本美孝氏です。 壱岐で発見された魚類の化石は15〜16種もあるそうです。そのなかで学名が付けられたものは4種で、 すべて「イキ」が含まれています。 今回の講座では、その4種「イキウス ニッポニクス」「イキクルター チョウジャバルエンシス」 「イキムカシギギ」「イキムカシオヤニラミ(籔本先生による命名!!!)」について詳しくご紹介頂きました。 壱岐で発見される淡水魚類の化石は、約1500万年前(新生代新第三紀中新世中期)の 日本の湖の様子を研究していく上で欠かせない貴重な資料だそうです。 まだ名前が付けられていない壱岐由来の魚類化石と共に、今後の研究が期待されます。
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