【共催イベントリポート】壱岐島と全国の海女写真展開催記念ミニシンポジウム (2015.11.26更新) |
|
|
11月26日(木)、壱岐島と全国の海女写真展開催記念ミニシンポジウムを開催しました。 まず、海女後継者として壱岐市地域おこし協力隊で活動されている大川香菜さんによるこれまでの 活動発表がおこなわれました。続いて、海人写真家 古谷千佳子さんによる基調講演です。古谷さんは、 日本や韓国の海女を取材撮影しながら精力的に活動されています。全国の海女や漁場の特徴などを 大変分かりやすくご説明いただきました。 また、休憩時間には牡蠣の炊き込みご飯などもふるまわれ、来場者もほっと一息といった様子でした。 第二部では、壱岐東部漁協に所属する現役海女さんが5名登壇され、楽しいトークセッションが繰り広げられました。 壱岐の海女は最高齢80歳。芦辺町八幡地区では、現在58名の海女が古くからの伝統素潜り漁を 現代に引き継いでいます。後継者がいないという現状、命がけでおこなう海女漁の過酷な仕事内容、 地球温暖化など気候変動に伴う海中生物や植物の変化など、課題や現状を深く知る機会となりました。
|
|