【イベント開催リポート】冬の野草観察会 (2016.01.17更新) |
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1月17日(日)、冬の野草観察会を開催しました。 講師は、壱岐「島の科学」研究会 山内正志会長です。 冬場の植物観察は初企画でしたが、大人から子どもまで幅広くご参加いただきました。 博物館周辺のフィールドワークでは、見かけた野草の名前や特徴などを山内会長がその場で説明して下さいます。 参加者は、それらを採集したり、筆記したり、みなさん20以上の野草を憶えていらっしゃいました。 山内会長の解説の一部をご紹介します。 「テイカカズラは折ると白い液が出るが、皮膚の弱い人はこの液に注意したほうがいい」「ホラシノブのホラは ホラ吹きのホラ」「シャシャンボは黒い実がなるが、昔はこれをおやつで食べていたなぁ〜」「タネツケバナは、 5〜6月ごろ、田植えの前、もみだねをつける時期に咲いていたが、今は温暖化の影響で真冬に咲いてしまっている」 また、原の辻遺跡では310万年前に流出して冷え固まった溶岩の先端が確認できる場所も解説付きで紹介され、 自然科学を思う存分満喫できるイベントとなりました。 なかには、ココクランという希少種を小学生の男の子が発見し、山内会長も大変驚いていました。
《みつけた野草たち》 ココクラン、クチナシ、スダシイ、コナラ、クヌギ、ミズナラ、ウラギンツルグミ、ツワブキ、ムベ、テイカカズラ、 びわ、紅シダ、ツワブキ、ハクサンボク、タラ、ゲジゲジシダ、ホラシノブ、アイドオシ、カラスウリ、シャシャンボ、 ヤエムブラ、セイヨウタンポポ、ハクシン、ハハコグサ、チチコグサ、ヨメナ、タネツケバナ ほか
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